2020年までにノンフィクション100冊マラソンを達成したいなと考えています。

以下は、マラソン本のインデックスです。 1件当たり、600字から800字くらいまででコンパクトに感想を書きたいと思います。1冊目:澤地久枝『密約』 2冊目:斎藤茂男『父よ!母よ!』 3冊目:コリン・コバヤシ『ゲランドの塩物語』 4冊目:河上肇『貧乏物語』…

三歩後退一歩前進シリーズ

よく言われる「つまらない私語り」ですが、不惑を迎え、自らを振りかえることにしました。また、日々の生活で考えたこと、改善していきたいことも書いていきたいと思います。自らの怠惰に喝を入れ、愚かさで滅び行く社会の中でも、快活に生きていける足掛か…

批評ミニアルバム(仮)メイキング

専門を持とうといろいろ模索してきましたが、結局持つことができませんでした。今やることは、関心テーマや領域が散在しながらも、1つ1つの問題や作品を批評したものを書き溜めることしかないかなと考えています。まずは、1年という期限を区切って、批評ミニ…

批評ミニアルバム_メイキング1

政治情勢が動いていますが、私は変わらず自分のことを語り続けています(笑)。1本目の批評ミニアルバムラインナップについて決めました。比較的長い記事は、いずれも映画評にしようと思います。ノンフィクションマラソンも、本企画と連動させたいと思ってい…

三歩後退一歩前進(その7)

11月中旬まで更新しないと書いたのですが、早速、前言撤回して書いてしまいます。今回は、思い込みはいけないという話です。 大学院で行き詰まり(いや「息詰まり」といった方が正確でしょうか)、就職することにしたのは20代も後半の頃でした。ただ、就職す…

三歩後退一歩前進(その6)

前回の記事で「『勉強の哲学』をきちんと読み終える」と書きました。最近、仕事関連の勉強に忙殺されていたため、やっと連休中に読むことができました。読み始める前はどんな本なのか一抹の不安がありましたが、筆者の誠実な姿勢に共感を覚えました。また、…

映画の奈落

ノンフィクションマラソン21冊目は『映画の奈落』です。今回は記事自体は短いです。 映画の奈落: 北陸代理戦争事件 作者: 伊藤彰彦 出版社/メーカー: 国書刊行会 発売日: 2014/06/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (8件) を見る 滅法面白いノンフィ…

サンシャイン水族館

8月25日に、職場の同僚とサンシャイン水族館に行ってきました。とても良かったのですが、一人では行くのはハードルが高いかなと…。写真を数枚撮りましたので、記念に貼り付けておきます。今年の夏ももう終わりつつあります。

三歩後退一歩前進(その5)

前回の「三歩後退一歩」シリーズ記事の最後に、「自分の問題意識をたどり直し、きちんと専門領域を決め、1本、論文(的なもの)を書く」ことが、私のオプセッションとして憑りついていることを紹介しました。このオプセッションという言葉でいつも思い出すの…

ぼくらはガリレオ

ぼくらはガリレオ (岩波現代文庫) 作者: 板倉聖宣 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2011/01/15 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (3件) を見る 自分の住んでいる国の産業や科学が外国よりもとても遅れているときには、外国の産業や科学…

謀反の児

ノンフィクション100冊マラソン19冊目は、宮崎滔天の評伝です。 謀叛の児: 宮崎滔天の「世界革命」 作者: 加藤直樹 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/04/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 要するに彼ら[宮崎弥蔵・寅蔵]は、福沢流…

三歩後退一歩前進(その4)

随分と若い友人に「デリバリーお姉さんNEO」というドラマが面白いと紹介されていたのを思い出し、Gyaoで見てみました。無料放送されていた第1話と第3話を見たのですが、第3話にちょっと考え込んでしまいました。私は、今では太ってコロコロしていますが、昔…

ナチスドイツと障害者「安楽死」計画

ノンフィクションマラソン18冊目は「ナチスドイツと障害者『安楽死』計画」です。重い、しかし大事なテーマです。 【新装版】ナチスドイツと障害者「安楽死」計画 作者: ヒュー・グレゴリー・ギャラファー,長瀬修 出版社/メーカー: 現代書館 発売日: 2017/01…

三歩後退一歩前進(その3)

前回の続きです。 私は、中学受験組だったので、塾には小学高学年から行っていました。ずっと行っていた塾は河合塾です。※以下、河合塾の宣伝の意図はないので御承知おきを。 当時の私には、河合塾が、大学だけでなく、知の世界への予備校でした。学校で教え…

三歩後退一歩前進(その2)

大学の授業に付いていけなかった理由は、予備校文化に自分が浸かっていたからかもしれないということを前回書きました。前回の記事を書いた後、色々考えていたのですが、受験勉強文化に浸かっていたといった方がより適切かもしれないと思い直しました。 大学…

三歩後退一歩前進(その1)

不惑を迎え、未来につなげられればと思って、昔のことを振り返る「三歩後退一歩前進」シリーズを始めることにします。 tsubosh.hatenablog.com つい先日、18歳のときの下宿先の近くに行きました。画像は下鴨北小路交差点です。 阪神淡路大震災とオウム事件が…

ニッポンの音楽

ノンフィクションマラソン17冊目です。詳しくない分野(音楽)に挑戦ということで。 ニッポンの音楽 (講談社現代新書) 作者: 佐々木敦 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/12/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (22件) を見る ひとが音楽家になる理…

最暗黒の東京

ノンフィクションマラソン、これからは古典と最近の本をローテしていきたいと思っています。さて、16冊目の今回は古典のパートです。 最暗黒の東京 (岩波文庫) 作者: 松原岩五郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1988/05/16 メディア: 文庫 クリック: 1,0…

ありがとう トニ・エルドマン

そういえば、最近、ヨーロッパ映画ばかり見ている気がします。 【予告編】映画『ありがとう、トニ・エルドマン』 『わたしは、ダニエル・ブレイク』はワーキングクラスの困難を描いていましたが、この映画はグローバル資本主義の中に生きるホワイトカラーの…

わたしは、ダニエル・ブレイク

『麦の穂をゆらす風』などのケン・ローチ監督作!映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』予告編 見過ごしていた作品をやっと見ることができました。ケン・ローチの主題である行政システムと人間の尊厳との間の相克の問題に真っ向から向き合った作品で、素晴ら…

子どもたちの階級闘争

ノンフィクションマラソン、やっと15冊目です。素晴らしいルポです。 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から 作者: ブレイディみかこ 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2017/04/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) …

やちまた

やちまた(上) (中公文庫プレミアム) 作者: 足立巻一 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2015/03/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (12件) を見る 本居春庭の伝をしるしたいと思ったのは、もう四十年近くも昔の学生のことである。わたしは少なく…

日本犬の誕生

日本犬の誕生 作者: 志村真幸 出版社/メーカー: 勉誠出版 発売日: 2017/03/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 実はこちらの本も頂き物です。ありがとうございます。私と同年代の人が単著をまとめる時期にちょうど差し掛かっているのか…

<憧憬>の明治精神史

<憧憬>の明治精神史 ―― 高山樗牛・姉崎嘲風の時代 作者: 長尾宗典 出版社/メーカー: ぺりかん社 発売日: 2016/10/14 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 半年以上前にいただいていた本です。ありがとうございます。先週末、やっと読み始め…

皆はこう呼んだ 鋼鉄ジーグ

週末に『皆はこう呼んだ 鋼鉄ジーグ』を見ました。 『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』予告編 期待していたより遥かに良い映画でした。よくわからないけど、紛れもない傑作だという確信があります。本作がアメコミヒーロー物と違うということはは色々なレビュー…

日本ノンフィクション史

日本ノンフィクション史 - ルポルタージュからアカデミック・ジャーナリズムまで (中公新書) 作者: 武田徹 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/03/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (9件) を見る 本書は、個々の作品にはあまり立ち入らず、…

人生タクシー

『人生タクシー』(ジャファル・パナヒ監督)を見ました。 反体制的な活動のため20年間の映画製作を禁じられたイランのパナヒ監督。彼の『これは映画ではない』は、その環境を逆手に取り、「脚本を読んだり動画を撮影したりするだけでは映画製作にならないの…

はてなBlogに移行しました

リブートするに当たって、はてなBlogに移行しました。また、過去記事を確認、現時点で削除した方がよいものを削除、レイアウトを修正しました。これを機にVer3.0とします。 過去の記事を確認していて気付いたことですが、アップした時点で書く必要性がないと…

遠野物語・山の人生

遠野物語・山の人生 (岩波文庫) 作者: 柳田国男 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1976/04/16 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 48回 この商品を含むブログ (67件) を見る 「同胞国民の多数者の数千年間の行為と感想と経験とが、かつて観察し記録しまた…

敵対する思想の自由

ノンフィクションマラソン11冊目は、『敵対する思想の自由』です。敵対する思想の自由: アメリカ最高裁判事と修正第一条の物語作者: アンソニー・ルイス,池田年穂,籾岡宏成出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2012/08/22メディア: 単行本この商品を…