2020年までにノンフィクション100冊マラソンを達成したいなと考えています。

以下は、マラソン本のインデックスです。 1件当たり、600字から800字くらいまででコンパクトに感想を書きたいと思います。1冊目:澤地久枝『密約』 2冊目:斎藤茂男『父よ!母よ!』 3冊目:コリン・コバヤシ『ゲランドの塩物語』 4冊目:河上肇『貧乏物語』…

法律のお勉強

今年の年末までを目途に、きちんと法律(主に行政法関連)を勉強したいと考えています。以下に勉強した内容を記載していきます。

ぼくらはガリレオ

ぼくらはガリレオ (岩波現代文庫) 作者: 板倉聖宣 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2011/01/15 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (3件) を見る 自分の住んでいる国の産業や科学が外国よりもとても遅れているときには、外国の産業や科学…

謀反の児

ノンフィクション100冊マラソン19冊目は、宮崎滔天の評伝です。 謀叛の児: 宮崎滔天の「世界革命」 作者: 加藤直樹 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/04/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 要するに彼ら[宮崎弥蔵・寅蔵]は、福沢流…

三歩後退一歩前進(その4)

随分と若い友人に「デリバリーお姉さんNEO」というドラマが面白いと紹介されていたのを思い出し、Gyaoで見てみました。無料放送されていた第1話と第3話を見たのですが、第3話にちょっと考え込んでしまいました。私は、今では太ってコロコロしていますが、昔…

ナチスドイツと障害者「安楽死」計画

ノンフィクションマラソン18冊目は「ナチスドイツと障害者『安楽死』計画」です。重い、しかし大事なテーマです。 【新装版】ナチスドイツと障害者「安楽死」計画 作者: ヒュー・グレゴリー・ギャラファー,長瀬修 出版社/メーカー: 現代書館 発売日: 2017/01…

三歩後退一歩前進(その3)

前回の続きです。 私は、中学受験組だったので、塾には小学高学年から行っていました。ずっと行っていた塾は河合塾です。※以下、河合塾の宣伝の意図はないので御承知おきを。 当時の私には、河合塾が、大学だけでなく、知の世界への予備校でした。学校で教え…

三歩後退一歩前進(その2)

大学の授業に付いていけなかった理由は、予備校文化に自分が浸かっていたからかもしれないということを前回書きました。前回の記事を書いた後、色々考えていたのですが、受験勉強文化に浸かっていたといった方がより適切かもしれないと思い直しました。 大学…

三歩後退一歩前進(その1)

不惑を迎え、未来につなげられればと思って、昔のことを振り返る「三歩後退一歩前進」シリーズを始めることにします。 tsubosh.hatenablog.com つい先日、18歳のときの下宿先の近くに行きました。画像は下鴨北小路交差点です。 阪神淡路大震災とオウム事件が…

ニッポンの音楽

ノンフィクションマラソン17冊目です。詳しくない分野(音楽)に挑戦ということで。 ニッポンの音楽 (講談社現代新書) 作者: 佐々木敦 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/12/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (22件) を見る ひとが音楽家になる理…

最暗黒の東京

ノンフィクションマラソン、これからは古典と最近の本をローテしていきたいと思っています。さて、16冊目の今回は古典のパートです。 最暗黒の東京 (岩波文庫) 作者: 松原岩五郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1988/05/16 メディア: 文庫 クリック: 1,0…

ありがとう トニ・エルドマン

そういえば、最近、ヨーロッパ映画ばかり見ている気がします。 【予告編】映画『ありがとう、トニ・エルドマン』 『わたしは、ダニエル・ブレイク』はワーキングクラスの困難を描いていましたが、この映画はグローバル資本主義の中に生きるホワイトカラーの…

わたしは、ダニエル・ブレイク

『麦の穂をゆらす風』などのケン・ローチ監督作!映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』予告編 見過ごしていた作品をやっと見ることができました。ケン・ローチの主題である行政システムと人間の尊厳との間の相克の問題に真っ向から向き合った作品で、素晴ら…

子どもたちの階級闘争

ノンフィクションマラソン、やっと15冊目です。素晴らしいルポです。 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から 作者: ブレイディみかこ 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2017/04/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) …

やちまた

やちまた(上) (中公文庫プレミアム) 作者: 足立巻一 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2015/03/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (12件) を見る 本居春庭の伝をしるしたいと思ったのは、もう四十年近くも昔の学生のことである。わたしは少なく…

日本犬の誕生

日本犬の誕生 作者: 志村真幸 出版社/メーカー: 勉誠出版 発売日: 2017/03/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 実はこちらの本も頂き物です。ありがとうございます。私と同年代の人が単著をまとめる時期にちょうど差し掛かっているのか…

<憧憬>の明治精神史

<憧憬>の明治精神史 ―― 高山樗牛・姉崎嘲風の時代 作者: 長尾宗典 出版社/メーカー: ぺりかん社 発売日: 2016/10/14 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 半年以上前にいただいていた本です。ありがとうございます。先週末、やっと読み始め…

皆はこう呼んだ 鋼鉄ジーグ

週末に『皆はこう呼んだ 鋼鉄ジーグ』を見ました。 『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』予告編 期待していたより遥かに良い映画でした。よくわからないけど、紛れもない傑作だという確信があります。本作がアメコミヒーロー物と違うということはは色々なレビュー…

日本ノンフィクション史

日本ノンフィクション史 - ルポルタージュからアカデミック・ジャーナリズムまで (中公新書) 作者: 武田徹 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/03/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (9件) を見る 本書は、個々の作品にはあまり立ち入らず、…

人生タクシー

『人生タクシー』(ジャファル・パナヒ監督)を見ました。 反体制的な活動のため20年間の映画製作を禁じられたイランのパナヒ監督。彼の『これは映画ではない』は、その環境を逆手に取り、「脚本を読んだり動画を撮影したりするだけでは映画製作にならないの…

はてなBlogに移行しました

リブートするに当たって、はてなBlogに移行しました。また、過去記事を確認、現時点で削除した方がよいものを削除、レイアウトを修正しました。これを機にVer3.0とします。 過去の記事を確認していて気付いたことですが、アップした時点で書く必要性がないと…

遠野物語・山の人生

遠野物語・山の人生 (岩波文庫) 作者: 柳田国男 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1976/04/16 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 48回 この商品を含むブログ (67件) を見る 「同胞国民の多数者の数千年間の行為と感想と経験とが、かつて観察し記録しまた…

敵対する思想の自由

ノンフィクションマラソン11冊目は、『敵対する思想の自由』です。敵対する思想の自由: アメリカ最高裁判事と修正第一条の物語作者: アンソニー・ルイス,池田年穂,籾岡宏成出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2012/08/22メディア: 単行本この商品を…

不惑を迎えて

前回の記事が2013年1月7日ですので、ほぼ4年ぶりのエントリです。皆様、お元気に過ごされていましたか?この4年間は、目の前のことを、それなりにではありますが必死にこなしていました。ただ、この2月に、自分が不惑と呼ばれる年になり、逆にこのままでよい…

あけおめ&2012年の映画ランキング!

新年、明けましておめでとうございます。関係各位にはご迷惑をおかけしております…。さて、仕事帰りに映画で気分転換することが多い旧年でした。メモを取ったのが10月からだったのですが、以下に紹介していきます。各カテゴリー内は順不同です。というわけで…

ご無沙汰でございます

特に体調等悪いわけではなかったのですが、Twitterも含めずっと更新していませんでした。また関係皆様にもご迷惑をかけ通しとなってしまい(>仕事ではなくプライベート<)恐縮の限りです。徐々に復活していければと思ってます。この間、想定外のことでした…

コンゴ紀行

ノンフィクションマラソン、やっと10冊目です。コンゴ紀行 (〔正〕) (岩波文庫)作者: アンドレ・ジイド,河盛好蔵出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1988/09メディア: 文庫この商品を含むブログを見る紀行文学の名作、植民地主義批判の先鞭である『コンゴ紀行…

大英帝国の大事典作り

大英帝国の大事典作り (講談社選書メチエ)作者: 本田毅彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/11メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 2回この商品を含むブログ (13件) を見る『ブリタニカ百科事典』、『オックスフォード英語辞典』(OED)、『イ…

『原発ジプシー』書評(+最近感じたこと)

ノンフィクションマラソン9冊目です。書評よりも近況報告の方が分量が多くなってしまいました。でもまだ自分の気持ちをうまく表現できていません。原発ジプシー 増補改訂版 ―被曝下請け労働者の記録作者: 堀江邦夫出版社/メーカー: 現代書館発売日: 2011/05/…

マグナム・フォト

5月からブログ書いていないことにぞっとしました。本日、「マグナム・フォト」という映画を見ました。http://www.nowonmedia.com/magnumphotos/index.htmlマグナムという報道集団の特性、そしてきちんと現在のマグナムが抱えている問題点(伝統的な「報道写…

ザ・コールデスト・ウィンター

すっかり勢いが止まってしまいましたが、ノンフィクションマラソン8冊目です。ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争 上作者: ディヴィッド・ハルバースタム,山田耕介,山田侑平出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/10/14メディア: 単行本購入: 8人 クリ…

革命前夜の地下出版

革命前夜の地下出版 (岩波モダンクラシックス)作者: ロバートダーントン,Robert Darnton,関根素子,二宮宏之出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/11/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 105回この商品を含むブログ (10件) を見るめちゃくちゃ面白い本…

ラビア・カーディル自伝

ウイグルの母 ラビア・カーディル自伝 中国に一番憎まれている女性作者: ラビアカーディル,アレクサンドラカヴェーリウス,水谷尚子,熊河浩出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2009/10/15メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 39回この商品…

塩尻市に行ってきました

先週、塩尻市へ行ってきました。雪、雪でした。平出遺跡と、近くにある市立博物館を訪れました。 縄文の竪穴式住居も雪に埋もれています。 「動物とびだし注意!」の立て看板が!

近代日本の民間学

近代日本の民間学 (1983年) (岩波新書)作者: 鹿野政直出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1983/11/21メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る面白くて電車のなかで一気に読みました。出来がよい本だと思います。近代日本の学の在り方を「富国強兵学…

移民還流

ノンフィクションマラソン6冊目『移民還流』です。センセーショナルではない、手堅く味わいのあるノンフィクションです。移民環流―南米から帰ってくる日系人たち作者: 杉山春出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/11メディア: 単行本 クリック: 41回この商品…

無縁社会

無縁社会作者: NHK「無縁社会プロジェクト」取材班出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/11/12メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 186回この商品を含むブログ (40件) を見るノンフィクションマラソン5冊目、『無縁社会』です。http://www.honza.jp/us…

2010年の総括

毎度、恒例の今年の総括です。まずは昨年立てた目標を確認してみます。 - [0]仕事を第一にしつつ、 [1]なるべく外に出て、たくさんの人と知り合り、 いろいろな企画を率先してやる。 [2]「市民調査」系サイトを増強する。 - 振り返ってみると、今年は目標…

貧乏物語

ノンフィクションマラソン4冊目、『貧乏物語』です。貧乏物語 (岩波文庫 青132-1)作者: 河上肇,大内兵衛出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1965/10/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (22件) を見るhttp://www.honza.jp/user/Ts…

ゲランドの塩物語

ゲランドの塩物語―未来の生態系のために (岩波新書)作者: コリン・コバヤシ出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/05/18メディア: 新書購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見るノンフィクションマラソン3冊目、『ゲランドの塩物語』です…

ノンフィクションマラソン1、2冊目

■1冊目 澤地久枝『密約』 http://www.honza.jp/user/Tsubosh/note?entry_id=3179 ■2冊目 斎藤茂男『父よ!母よ!』 http://www.honza.jp/user/Tsubosh/note?entry_id=32243冊目は『ゲランドの塩物語』、4冊目は『貧乏物語』を予定しています。

ノンフィクション100冊マラソン始めます。

100冊ノンフィクションを読むマラソンを始めます。 http://www.honza.jp/user/Tsubosh にて。

先住民族の「近代史」

先住民族の「近代史」―植民地主義を超えるために (平凡社選書)作者: 上村英明出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2001/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (6件) を見るこれは面白い本です。尖閣諸島問題、北方領土問題、そしてCO…

日本の森はなぜ危機なのか

日本の森はなぜ危機なのか―環境と経済の新林業レポート (平凡社新書)作者: 田中淳夫出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2002/03メディア: 新書購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (13件) を見る 最近、中山道ぞいにご縁が出来た関係で、林業について…

木曽平沢・奈良井に行ってきました

日曜日に、木曽十一宿の木曽平沢と奈良井に行ってきました。まず木曽平沢の木曽漆器館に行き、その後、平沢の街を散策しました。木曽平沢は本当に漆器街という感じでした。その後、奈良井に移動。江戸時代の風情がそのまま残されている街並みでした。大火が…

漆百科

漆百科作者: 山本勝巳出版社/メーカー: 丸善発売日: 2008/05/31メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る とある事情から漆の歴史を調べる必要があり、この本を読みました。「モノに歴史あり」という感じです。以下の2つのパッセー…

映画「悪人」

素晴らしいです。本当に素晴らしかった! タイトルが「悪人」となっていますが、この映画がテーマとしているのは個人に帰属される「善悪」ではなく、社会の「構造的暴力」ともいえるものです。都市と地方の格差、大学生と肉体労働者の格差など、圧倒的な社会…

電子書籍の真実

電子書籍の真実 (マイコミ新書)作者: 村瀬拓男出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2010/07/24メディア: 新書購入: 4人 クリック: 45回この商品を含むブログ (15件) を見る 非常に面白い本でした。どの点が面白いというと、綿密な現状分析に加…

ウェブがわかる本

ウェブがわかる本 (岩波ジュニア新書)作者: 大向一輝出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/04/26メディア: 新書購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (34件) を見る うわさ通り非常に分かりやすい本でした。勉強になりました。ウェブでは、1)見つ…

最近読んだ本

機会があって読んだ本。備忘録まで。 地に呪われたる者 (みすずライブラリー)作者: フランツファノン,Frantz Fanon,鈴木道彦,浦野衣子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1996/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 59回この商品を含むブログ (35件) を見…