『ホテル・ルワンダ』を見ました。
というか最近このような映画を見る機会が多いが(『ミュンヘン』、『戦場のピアニスト』など)、すべて歴史的背景をきちんと描けていない気がします。
『ミュンヘン』であれば、なぜ「黒い9月」とテロリスト・グループが名乗ったのか、それはヨルダンとの関係を抜いては語れないと思います。しかし、映画ではイスラエルからの視点からしか、ものが考えられていないので、先の点が抜けてしまいます。また、『ホテル・ルワンダ』であれば、なぜツチ族とフツ族が憎しみあったのか、なぜ大虐殺が起こったのかの理由を、もっと説得的に呈示しなければならないのではないでしょうか。
あくまで映画は楽しければよいという主義だが、言いたくなったので。。