HPとテレビ

6月30日で更新が止まった以下のHPをご存知だろうか?

http://www.web-arita.com/

そう。あの「ザ・ワイド」の有田氏のHPである。このHPを読んだ時、テレビよりHPの方が媒体として優れている点があることを痛感した。

「ザ・ワイド」での有田氏は、きわめて穏当な、悪く言えば時流に乗っているコメンテーターという印象があった。彼がどのような背景をもって発言をしているのかわからず、発言が断片的に視聴者に届いていたような感があったのだ。しかしHP(特に「日記」)を読むと、彼がどのような人生の背景を持ち、どんなことを思い、感じながら、仕事をしているのかがわかる。端的に言えば、個々の断片的な発言ではなく、発言が出てきた「文脈」自体が理解できるのだ。たとえば、彼が日本の戦後思想(藤田省三など)を意識しながら仕事をしてきたことなどは、絶対にテレビでは放映されないだろう。しかし、有田氏の仕事を理解する上で、この知的背景は必須だと思う。

HPは「匿名」であるが「顔が見える」メディアかもしれないと最近つくづく思っています。