『インターネット的』（糸井重里 ＰＨＰ新書）を読みました。
インターネットが開く可能性について書かれた本ですが、内容もさることながら比喩が絶妙！たとえば、インターネット上の問題をこうさらっと書かれた暁には、すげーなと思ってしまいます。
「いままで差別されたり押し隠されてきたようなマイノリティの情報発信も、ここでは簡単にできます。（…）言葉にできることと画像にできること、のすべてが噴き出したときに、いままでの『ないことになっていたもの』までもが見えてきてしまいます。（…）さまざまな思いが”噴き出す”というイメージを、僕は漢方的な発想に近いと考えています。漢方でいう『メンケン反応』のように、病気をかかえた身体が治る過程で吹き出物を出したり熱をあげたりするのと似ているように思っています」
最近首筋が痛くて、人生初のマッサージにいったのですが、そこですごく発汗しました。。。社会もこってるところから発汗するのでしょう。
