私の体験的ノンフィクション術

『私の体験的ノンフィクション術』(佐野眞一著 集英社新書)
を読みました。

すばらしかった。彼自身の創作の過程を踏まえた技術指南は非常に説得力がありました。たとえば下の言葉。

「ノンフィクションとは、固有名詞と動詞の文芸である。形容詞や副詞の修辞句は『腐る』が、固有名詞と動詞は人間がこの世の存在する限り、『腐らない』。いいかえれば、固有名詞と動詞こそが、人類の『基本動作』であり、『歴史』である」(p10)

文法レベルで、ノンフィクションを説明したのを初めて見ました。