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同窓会

最近、大学時代の同窓会についてのお手紙をもらった。少し悩んだが「欠席」との返事を出した。別に会いたくない人がいるわけでもなし、逆に久しぶりに会ってみたいなという人もいる。行かないのは、まだ終わっていないからなのだ。何がといえば、私にとっての大学が、である。別に学籍があるわけではない。批判精神を涵養し、主体的に学び、社会へと積極的に関わっていく・・・。大学では「お題目」のように、上の言葉が説かれる。しかしこの言葉は、私のなかでまだ「お題目」のままである。この言葉を血肉化できている<同年代の人はそれなりにいると思う。血肉化したとき、はじめて私は同窓会に出られる、そんな思い込みが私のなかにある。