わーい、休みだ、休みだ。というわけでネットサーフィンを楽しんでいたら、面白い発見があったので下に書きます。
実は昔、Blankey Jet Cityというバンドを良く聞いていたのですが、彼らに『ライラック』という曲があります。
この詩がけっこう練られた詩であることを発見しました。詩はこんな感じ。↓ まずは、読んでみてください。
http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/2949/Y009830
この詩は、紛れもなく恋の詩であると思います。
「クリスマスの4日ぐらい前」に会う「友人」という遠まわしな表現を使いつつ、その「友人」に会うことを心から楽しみにしているところから「友人」に好意を寄せているのではと推測されます。その後、「ライラック」の話となるのですが、「友人」と「ライラック」が二重写しのイメージとなっていき、更に「そんなに人気がない花」と歌い手の密かな願望が述べられます。
詩で秀逸なのは、ライラックが、「赤くて5cmくらいの冬に咲く花」ではないということです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF
このずれ、誤解こそが恋の紛れもない重要な一つの要素です。でも、「近くで見ると赤がオレンジに見えるところがあって」という部分、とてもリリカルな感を受けるのですが、どうでしょう。本当に赤いライラックがあるかのように感じます。