自宅の回線が早くなってから動画を見る機会が増えた。今ではテレビをしまって、映像はパソコンで見るようにしている。
Youtube、いまどきこんなもの面白いといっても何の新味もないかもしれないけど、楽しみ方の1片を紹介したい。
それはライブ映像やカバーを見ることだ。
当たり前のことだが同じ歌手の1990年のライブ映像と2000年のライブ映像は違う。年が経つにつれて歌い方も変わり、ステージも変わるからだ。
カバーはもっと面白い。歌手が曲をどう解釈して歌おうとしているかがよくわかる。歌い手が変わることで曲自体が持つポテンシャルが解放されるのだ。
例を出そう。下がU2のライブ映像(Rattle and Hum)と宇多田ヒカルのカバーだ。最近のライブ映像と比べれば一目瞭然だが、このライブ映像は抜群にシンプルだ。だけど高音でたたみかけるあたりは素晴らしい。宇多田ヒカルのカバーも面白い。印象批評だが宇多田ヒカルはこの歌を女性の観点から読み替えて歌っているのでないか。まさに「圭子の夢は夜ひらく」の女の別れ歌みたく。
掘り出しものの画像も面白いけど、こんな楽しみ方もありかもと思う。
【でも著作権の問題はありますね…】