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(月3回以上更新目標)

ノーベル賞よりも

ノーベル賞受賞ニュースよりも日本にラッセルやチョムスキーのような科学者がいたことが心底うれしい。でも本当によき時代の研究者だなと思う。リベラルで温厚で、学問的には激しくて。


●「受賞から一夜明け、「専門外の社会的問題も考えなければいい科学者になれない。僕たちはそう学んできた」と力を込めた。」http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081008dde041040029000c.html

●「拍手で迎えられた益川さんは、紹介を受ける際に「先生」と呼ばれるのを拒み、その理由に名古屋大理学部時代の恩師である故坂田昌一教授の教えを挙げ、「人の関係は基本的には対等。垣根を取っておくことで議論が自由になる」と持論を述べた。」http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008100800184&genre=G1&area=K00

(どーでもいい余談ですが私も別の教員からこう言われたことがあります。逆に「教授」と呼ばなければならない人もいました(笑)。)

●「何気ない授業中の横道が学生の心を揺り動かし大きな影響を与える。」
http://www.opencafekyoto.jp/openmessage.html

(またまたどーでもいい余談ですが、学力テストの議論にうんざりしていたので一陣の涼風でした。横道・脱線こそ本質なり)

ともあれ、益川さんだけでなく、他のお三方もおめでたいことです。