コードギアス

とある縁で「コードギアス 反逆のルルーシュ」を1週間くらいかけて見ていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%AE%E3%82%A2%E3%82%B9_%E5%8F%8D%E9%80%86%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5

率直な感想として、とても面白いです。(ちなみに今、R2の途中までみました)

以下、シロウトよみなのですが…。

このお話、日本がブリタニアに植民地支配されているという設定で始まります。このブリタニアは、明らかに新自由主義に浸ったアメリカが想定されていると考えて間違いないでしょう。ブリタニアの王子ルルーシュが、新自由主義では切り捨てられるだろう半身不随の妹が幸せに生きられる世界を構築しようとするためブリタニアに対し「反乱」を起こすというストーりーとなっています。

実はこの話、学園もの(!)なのです。なんでこんな美少女が出てくる必要があるのだとストーリーのはじめは思っていたのです。しかし、よくよく見ていくと、この話、学園ものの設定をとったことで、平和な日常が、一枚ベールをはがせば、差別なり戦争なり国際関係なりといかに隣り合わせにあるのかをうまく描き出せているのかなと思うのです。

また一番、見ていて面白いのは、ルルーシュが"迷い"ながらも"主体"的な生き方をしていることです。私が見ていた時代(小学生)のアニメの主人公の正義は疑いえないもので、そこに主体性も必要となりません。自分のとる道が絶対でないかもしれないという感覚があるときにしか、自らの道を選び取る”主体”が存在しないのですから。

[追記]
R2最後まで見ました。最後、オカルトっぽくなったのが少し残念。あとちょっとまずいなと思ったのは、最後の3回に登場人物に思想的な独白をさせている点(皇帝とシュナイゼルに)。

ルルーシュをラスコリーニコフに喩えている人もいたのですが、どちらかというとジュリアン・ソレル(「赤と黒」)と似ているなというのが私の感じです。

登場人物の行為が先にくるストーリの面白さが、全体を通しての私にとってのこのシリーズの魅了でした。