個人的興味から、第3回「科学のまちの子どもたち」フォーラムに行ってきました。
まず、有名な池内了さんの講演。話がうまいですね。宇宙物理学がご専門らしいです。「私たちの身体を構成している元素が宇宙から来ている」という話がありました。最近「循環」ということを考えることが多かったのですが、宇宙までは思考が及びませんでした。小さい、小さい。さっそくジュニア新書を買ってしまいました。
- 作者:池内 了
- 発売日: 1996/06/20
- メディア: 新書
そのあとパネルディスカッショッン。そもそも理科嫌いの教師が理科嫌いの学生を生むという悪循環が生じているというのが印象に残りました。ただ、そもそも「理科嫌いが増えている」という言説自体に信憑性があるのかという点も話題とはなりましたが。
自分自身の体験を述べれば、理科は嫌いではありませんが苦手でした。やはり受験の影響が大きいかと思います。また科学=悪の図式が私のなかにもあります。公害問題、利権…、そういったネガティブイメージがどうしてもしみついているですよね。ただイメージで考えることはよして、自分で頭で考えないとと思っています。