近代日本の民間学

面白くて電車のなかで一気に読みました。出来がよい本だと思います。近代日本の学の在り方を「富国強兵学」と位置付け、官ではなく民から立ち上がってきた、反近代性を有する「民間学」ともいえる取り組みを概括的に紹介しています。(「民」といっても近代的ブルジョワ個人ではなく、住民の意味が強いです)著者のストックが豊富なせいか、個々の思想家を紹介しても断片的でなく、時代思潮を踏まえて解説されています。