ラビア・カーディル自伝

ウイグルの母 ラビア・カーディル自伝 中国に一番憎まれている女性

ウイグルの母 ラビア・カーディル自伝 中国に一番憎まれている女性

ノンフィクションマラソン7冊目です。

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ラビア・カーディル氏とは以下の経歴を持たれる方です。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AB 

この本は論評が難しいです。自伝ということもあり、どこまでが真実の話かわからないこともあります。また私が中国の歴史についてほとんど知らないというのもあります。そのような弱点を踏まえて言うのですが…、やっぱり共産主義(少なくともここで書かれた限りの)はきついなと思いました。彼女は政治犯として収監されたのですが、そこでの記述はホロコースト生還者の記述と瓜二つなのです。そうでなくてもウイグル自体が1つの大きな監獄となっているような気がしました。
またこの本にはところどころはっとさせる記述があります。「お金は、民主主義がなんであるかを人々に教えるためのもっとも重要な手段なのだ」(p.303)であるとか、共産主義は人が自然に支えられて生きていることを失念しているとかです。

今回は歯切れが悪くてすみませんが、以上ということで。

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