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三歩後退一歩前進(その10)

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よく自分の視線の向かう先を考えます。自分が俯きがちで、意識的に上を向いていないと猫背になるからです。

自分の昔を振り返るこのシリーズ、一旦、閉じたいと考えています。今、自分の視線を、「昔」ではなく「未来」へ向けないといけないと考えています。昔、ある記事に書いたことなのですが、40代に入り、目の前のことをこなすだけで、振り回されている感じがしていました。

tsubosh.hatenablog.com

 ただ、その記事を書いたときに気づいていなかったのが、自分なりの到達点(ゴール)の重要性です。自分が何を大事にして、どこを目指しているのかをきちんと意識していないから、振り回されるのだと思いました。最近読んだ次の本にそのとおりだなと思うフレーズがありましたので引用します。

時間の使い方とは結局のところ、自分の価値観を見直し、どういう生き方をしたいかの「意思表示」でもあるのです。時間術とはライフハックではなく「意思」なのです。自分がどういう人間で、何を大切にしているのか、この先、どういう人生を送りたいのかという自分なりの意志と密接に関わってきます。(p.26)

上の写真は、仕事が終わり、市ヶ谷駅まで歩いて撮った写真です。頭をクールダウンさせるために、夜歩くのが大好きです。視線を上げ、明かりがついているビルを見ます。そこに働いている人がいてそれぞれの人生があるのだという感慨を持ちます。人と変わらない普通の人生だが、しかし、芯が入った生き方をしたいものです。