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(月3回以上更新目標)

航路を変える(21年5月)

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あ...ありのままを話すぜ。俺は川崎市に引っ越したと思っていたらいつの間にか足立区で暮らしていた。な・・・何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった。頭がどうにかなりそうだった...催眠術とか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ...

ご無沙汰してます。航路を守って淡々と航海をしていたら、いつの間にか座礁していました。救助艇に助けられ事なきを得ましたが、かなりボロボロな状況です。今年度は、「航路を守る」から「航路を変える」に変更して記事を書いていきたいと思います。

さて、最近は映画を全く見ていなかったのですが、こんな映画(『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ)を観ました。このドキュメンタリーの監督がクストリッツァであることが分かり、がぜん興味を持ったのが観たきっかけです。


www.youtube.com


このホセ・ムヒカ氏、なぜかロハスおじさんというイメージがあり、あまり関心を持てずにいました。また、ネットに上がっている記事(読書感想文)を読んでも、ムヒカ氏のことを知りたいと全く思えなかったのです。(読書感想文を書いた方に何の恨みもないのですが…。)

・「ホセ・ムヒカから」 | 表彰式小中学生読書感想文コンクール | 向日市立図書館

・第12回 読書コンクール

映画を観た結果、とても面白かったです。ウルグアイ現代史の勉強にもなりましたし、タンゴのシーンがとても印象的でした。このタンゴのシーンで、私が持っていたムヒカ像がぐっと大人びたものになりました。

ムヒカ氏は、元々は左翼ゲリラで、長い期間牢獄で過ごしたのですが、タンゴの調べがそっと彼の人生の影と理想を照らし出しています。「前向き」という言葉に還元できない感情がそこにはあります。
感想文書いた人も、大きくなってから是非この映画を見てほしいなあ。