ほぼ日手帳

手帳、きまりました。
ほぼ日手帳」というものです。
相当、有名らしいですが「手帳」をめぐる思想に感銘しました。
糸井重里さんのウェブサイトから出来た手帳らしいです。

以下、『ほぼ日手帳の秘密』(幻冬舎)から、糸井さんのインタビューの抜粋です。

「いま、手帳に自分の目標を書いて、そのゴールに走りなさいというようなことがよく言われています。(・・・)たぶん、手帳があなたの地位を上げてくれることなんてないですよ。パソコンが出世させてくれるわけじゃないのと同じように。それはまず言ってしまっていいと思う(・・・)手帳のよさというのは、自転車のようなものだと思うんです。自転車って、自動車ほど遠くに行けないけど、自分の行動範囲は、軽く倍くらいにはなりますよね。(・・・)大げさにいうと、それは生きる範囲を変えてしまう。ネットワークを変えるわけだし、発想そのものを変えることだと思うんです。行ける距離が延びる。出会う人が増える。それを前提にまた新しいものごとを考えることができる。(・・・)人と道具の関り方について考えるとき、「子どもにとっての自転車」というのは理想のひとつだと思うのです。見る景色の新しさとか、爽快感とか、「オレは速い」って思う感じとか、感覚の部分まで含めて、道具が、人力の枠を広げるっていうのかな。そういうことが、ぼくの手帳やメモについての考え方の根本としてあります」(pp.22−23)

いやー、すごいよ、すごすぎる、「自己実現教」徒の私ですが、うしろからがつんとハンマーでなぐられた感じがします。

たとえば「手帳は夢を追うためのスケジュール管理」ということが言われます。たとえば資格取るとかあるんですが(あはは、私、挫折者)、どうも違和感があるのは、資格を取るという行為が、お金をたくさん稼ぐだけに限定されているんですよね。だけど資格を取ることは、専門技術を習得して、その観点から世界を見るということでもあるんですよね。(昔、法律系の資格目指したことがあるのですが、今、著作権など知的財産権を考える際のバックボーンに明らかになっています。)

手帳は「夢を実現するための手段」だと思うけど、糸井さんの考える夢のかたちは、生活に密着した、多様で、豊かな夢のかたちをしています。流行に流されやすいだけかもしれないけど、はっとするアイテムに会いました。