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(月3回以上更新目標)

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

奈良西大寺の桜

そして、干潟は残った

そして、干潟は残った―インターネットとNPO発売日: 1999/10/01メディア: 単行本この本は面白いです。名古屋に藤前干潟という干潟があります。この藤前干潟がゴミ処分場になるという話がありました。この本は、干潟保全のために活動した方々のメーリングリス…

政治神学

政治神学作者:カール・シュミットメディア: 単行本これを読んだのは、シュミットの議会制民主主義批判に興味があったため。カール・レーヴィットがいうように、無茶な論理展開の箇所が散見されるけど、ところどころ「はっ」とさせる記述がある。たとえば、以…

「在日」の思想

新編「在日」の思想 (講談社文芸文庫)作者:金 石範メディア: 文庫最近、在日外国人の地方参政権や、朝鮮学校の無償化除外の議論があります。このブログは、断片的にとどまるにせよ、現在の事象を、過去の様々な書籍などを参考にして、広い視点から捉えなおそ…

『いのち満ちる山河』シンポジウム

3月20日に、山里文化研究所というところの『いのち満ちる山河 シンポジウム』に参加してきました。http://www.yamazato4.com/ http://blog.goo.ne.jp/yamazatobunkast/e/341582475884a68c32647e4f34ea578dこの会に参加した一番の目的は、地元学提唱者の結城…

ずっとあなたを愛している

『ずっとあなたを愛している』(フィリップ・クローデル監督)を見てきました。実はクライマックスのところで、腹痛が…。というわけで、なんとももったいない見方をしてしまいました。(しっかり見れてはいないのですが、ラストは駆け足すぎた感があります)…

ヒューマニティーズ 教育学

教育学 (ヒューマニティーズ)作者:広田 照幸発売日: 2009/07/30メディア: 単行本この本を読んだきっかけは、最近、仕事柄、社会教育に興味があり、教育学全体の見通しを得ておこうと考えたからです。私が教育学に疎いからかもしれないのですが、この本を大変…

伊勢湾 森と海の未来

昨日、名古屋で開かれた「伊勢湾 森と海の未来」シンポに行ってきました。このシンポは、今年COP10の会議が名古屋で開かれるため、それのプレイベント的なものらしいです。 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/biodiversity/index.htmlまずは、宇沢弘文さんの…

図書館雑誌2010年2月号

いつものシリーズです。読んだのは↓。短評も含め。■岡本真「『デジタル時代の都立図書館像』を見据えて」 http://opac.ndl.go.jp/articleid/10545509/jpn 岡本さんの主張は、都道府県立図書館が、より"間接的な"サービスを展開し、市町村立図書館の「黒子」…