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(月3回以上更新目標)

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

SEの教科書

『SEの教科書』(深沢隆司著 技評SE新書)を読む。痛いなー、ここで「まずい」といわれてること、自分すべてやってるぞ。。特に下の部分。「大昔から指摘されている業務システム開発の本質的な問題のほとんどは、コミュニケーションの不足・失敗に起因してい…

マルクスだったら・・

『マルクスだったらこう考える』(的場昭弘著 光文社新書)を読みました。主張としては、社会主義は終わったといわれるが、グローバリゼーションの時代、つまり全面的に商品化された現代こそ、商品経済を分析したマルクスが生きてくるというもの。しかし、僕…

鋼の錬金術師

いやー、ちまたで錬金術、錬金術と騒がしいので、『鋼の錬金術師』(10巻まで)読むの忘れていたの思いだしました。感想は「面白い」です!この漫画でいう「錬金術」とは、まさに現代の科学そのものなんですね。国家と科学との関係、科学と軍事の関係、そし…

図書館情報学と分析哲学?

最近、かなり疲れています。 そこで図書館のお仕事の勉強をするのもおなざりになっているのですが、帰りがけにアホなこと考えていました。実は図書館情報学に違和感があるのですが、それが学生時代に分析哲学に対してもっていた違和感と似ているのです。以下…

ほぼ日手帳

手帳、きまりました。 「ほぼ日手帳」というものです。 相当、有名らしいですが「手帳」をめぐる思想に感銘しました。 糸井重里さんのウェブサイトから出来た手帳らしいです。以下、『ほぼ日手帳の秘密』(幻冬舎)から、糸井さんのインタビューの抜粋です。…

ドゥ・ザ・ライト・シング

「ドゥ・ザ・ライト・シング」(スパイク・リー監督)を見ました。面白い。かつとてもスタイリッシュな映画。しゃべりがリズミカルだし、音楽もすばらしい。人種というデリケートな問題を取り扱っているが、重い感じがまったくない。

20世紀精神病理学史

『20世紀精神病理学史』(渡辺哲夫 ちくま学芸文庫)を読みました。渡辺は精神病理学が「歴史」を見失ってきたと批判します(ただこの「歴史」とは出来事の連鎖ではなく、文化や伝統のような精神的な歴史のことです)オルテガやアレントなど、精神病理学とは…

桜桃の味

「桜桃の味」(アッバス・キアロスタミ監督 ちなみにイラン映画)うめー。 自殺願望の男が車に乗って、さまざまな人に会い、自殺の助けを求めるというストーリーですが、ぜんぜん退屈でない。最後に会う老人に、世界がこんなに美しいのになぜ自殺するのか?…

あけおめ

みなさま あけおめ!です。年賀状いただいた方、ありがとうございます。今日は近くの神社やお寺に行ってきました。おみくじがお目当てでしたが、見事どこにもありませんでした。明日は従兄弟たちとお正月です。でもおおみそか・正月のテレビはつまらないです…