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(月3回以上更新目標)

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

近代図書館の歩み

『近代図書館の歩み』(森耕一著 至誠堂選書)を読みました。驚きました。すごく面白い。図書館史って、絶対退屈だよと思っていたのですが、公共図書館がいかにして成立してきたのかの制度的な経緯と、西洋近代の歴史的な流れとがパラレルに描かれていて、良…

100コンテンツ

そんなこんなでブログ開始以来、100コンテンツを超えました。(ぱちぱちぱち。。と一人で拍手)ただもう少し「面白い」ブログにしたいとの欲望が。。(もち、本質的な意味で)最近『3つのヘーゲル研究』(アドルノ著 ちくま学芸文庫)と『イスラム報道』(サ…

ホテル・ルワンダ

『ホテル・ルワンダ』を見ました。というか最近このような映画を見る機会が多いが(『ミュンヘン』、『戦場のピアニスト』など)、すべて歴史的背景をきちんと描けていない気がします。『ミュンヘン』であれば、なぜ「黒い9月」とテロリスト・グループが名乗…

戦場のピアニスト

『戦場のピアニスト』(ポランスキー監督)を見ました。というかこういう映画かなり見ているので特に新しく気づいた観点はない。セット構築にこだわっている気がしたが。。

ウェブ進化論

『ウェブ進化論』(梅田望夫著 ちくま新書)を読みました。新しい話となるとそれほどない気がしますが、インターネットの可能性にかける思いがひしひしと伝わってきました。それは、たとえば、「シリコンバレーにあって日本にないもの。それは、若い世代の創…

テロルを考える

『テロルを考える』(スーザン・バック=モース著)を読む。現在の批判理論の代表的な論客らしいが、理論的には全く得るところがありませんでした。昔の批判理論のポテンシャルは、いずこに。。。です。ただヘーゲルとハイチ革命の関係なり、現在のアーチス…