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(月3回以上更新目標)

2009-01-01から1年間の記事一覧

2009年の総括と来年の抱負

今年も年越しの季節になりました。 昨年末に立てた目標を確認です。 [1]「市民調査」系サイトを構築する。 [2]フランスへ行く。 達成度は25%、年々下がっていますね。 かなりだれていました。 今年はフランスに実際に行ったことが最大の収穫でした。 サイ…

アバター

本日で今年の仕事は終わり。というわけで、気分転換に「アバター」を見てきました。 (通常・字幕版で見ています)http://www.youtube.com/watch?v=qYe-ncx3rVEはじめは「この映画、自分に合うかな」と半信半疑でしたが、実際に見てみると素晴らしい映画でし…

戦場でワルツを

「戦場でワルツを」を見てきました。 イスラエルのレバノン侵攻、 特に「サブラ・シャティーラの虐殺」を 当時、作戦に間接的に関わったイスラエル兵士から描いた、 アニメドキュメンタリーです。 実はこの「サブラ・シャティーラの虐殺」は、 私にとってず…

琉球の「自治」

ひょんなきっかけから、 『琉球の「自治」』(松島泰勝著)を読みました。琉球の「自治」作者: 松島泰勝出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2006/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見るhttp://fujiwara-shoten.co.jp/main/revie…

結局、すべてオープンになる

目取真俊さんのブログで、岡田外相が沖縄で行った 「市民集会」の様子が書かれています。http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/c2407fd1f48c15da58082e9ca78f8849なんともいやはや、というのが感想です…。

奈良市の3つの美術館

今週の日曜日は、 奈良市の3つの美術館に行ってきました。■入江泰吉記念奈良市写真美術館 http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/…「天平人に思いをはせる」という紹介がされていたのですが、 展示されているのはどう見ても風景写真で、 物語を写真から感じとるこ…

事業仕分けに憤る日々

TVで報道されている事業仕分け。ちょっといかがなものでしょう。 私的には生理的な拒絶感があります。 といってもなんですので、理由をこじつけると、 将来、アメリカと中国という二大巨大国に挟まれる日本、 科学技術なしで生きていけるのでしょうか? また…

絵画と写真の交差 印象派誕生の軌跡

昨日は、名古屋市美術館にて 「絵画と写真の交差」という展覧会を見てきました。写真が印象派にどこまで影響を与えたかというところは 正直よくわかりませんが、 写真と印象派の誕生が同じ時期で、 ドガなども影響を受けていたとのことです。http://www.art-…

ルポ 米国発ブログ革命

ルポ 米国発ブログ革命 (集英社新書)作者: 池尾伸一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/06メディア: 新書購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (9件) を見るインターネットの発達で、誰もが情報の発信者になった現代。 今まで「恐竜」であったマ…

カンディード <戦争>を前にした青年

を前にした青年 (理想の教室)" title="『カンディード』を前にした青年 (理想の教室)">『カンディード』を前にした青年 (理想の教室)作者: 水林章出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2005/07/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 9回こ…

テロルの決算

テロルの決算 (文春文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/11/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (54件) を見るこの本は傑作です。 作者は山口二矢に思い入れがあって書いているのだけれど、 私はもう一…

世界文学ワンダーランド

池澤夏樹が、個人編集した『世界文学全集』のなかの 各作品の特徴について語った本。人の読みを知るというのも大事なことだと実感。http://www.nhk.or.jp/shiruraku/mon/index.html

表現の自由と第三者機関

表現の自由と第三者機関 (小学館101新書)作者: 清水英夫出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/08/03メディア: 新書購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (4件) を見るあまりメディア「第三者機関」のことは知りませんでしたが、 この本から全体像を…

中流の復興

中流の復興 (生活人新書)作者: 小田実出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2007/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (10件) を見る自分が「市民主義」の地平に依然留まっていることを確認してしまった。「市民主義」を理論…

知識の経営と図書館

知識の経営と図書館 (図書館の現場8)作者: 柳与志夫出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2009/02/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (7件) を見る本筋とは全く関係ないところで発見あり。クールジャパンって、クールブリタニア…

在日外国人(岩波新書・田中宏)

『在日外国人』(田中宏著 岩波新書)を再読しました。 (1995年の新版)実はこの新書は、私が大学に入学して初めて書くレポートのための、指定参考書でした。その際は非常に難しいという印象を持ちました。今回、再読して感じたのは、「国籍」というものの…

クリムト展そのほか

昨日・今日と、美術館・博物館めぐりをしていました。 とくによかったのは、天保山ミュージアムの「クリムト展」。http://www.suntory.co.jp/culture/smt/ (下の写真がまわりの写真です) 19世紀末から20世紀初頭にかけて、 自然主義から表現主義に変遷する…

だまし絵展・竹中大工道具館

今日は、兵庫県立美術館の「だまし絵」展と、 竹中大工道具館に行ってきた。 どちらも大当たりでした。 「だまし絵」展は来場者が多すぎましたが…。 特に竹中大工道具館は素晴らしいです。 技術史がこんなに面白いとはです。おすすめです。 http://dougukan.…

図書館雑誌9月号・10月号

そこで『図書館雑誌』9月号・10月号をチェックしました。 チェックした記事は以下の通りです。若干のコメントとともに。 ■9月号 ●根本彰「図書館情報学検定試験の実施計画について」 http://current.ndl.go.jp/node/14706 いろいろ考えされられました。 実務…

雑誌の読み方

みなさんは雑誌の読み方をどうされていますか?…「何言ってんだ」と思われたかもしれませんが、 この年になっても雑誌の読み方がよく掴み切れていません。逐次刊行物(新聞・雑誌)の読み方について、 私なりに考えていることは下記のことです。○書籍より読…

ルイ・ルル―美術館

今日は、近くのルイ・ルル―美術館に行ってきました。http://www.leloup.co.jp/ 昔、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館に行った際、 「大規模博物館より、小規模博物館の方がよいかも」 という感想を抱いたのですが、http://d.hatena.ne.jp/tsubosh/2008122…

This is it

最近、偶然にもマイケル・ジャクソンの素晴らしさを 発見したので、ちょうど良いタイミングと思い、 「This is it」を見てきました。 http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/ 感想は… すみません、すごすぎます。 圧倒的なレベルの音楽…

理性の使用

『理性の使用』(富永茂樹著)理性の使用―ひとはいかにして市民となるのか作者: 富永茂樹出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2005/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見るを読みました。この本は面白いです。昨今、市民性教育…

ラビア・カーディル講演会

日曜日はラビア・カーディル講演会に行ってきました。 ラビア・カーディルとは↓。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AB 主催はNPO法人京都自由大学。 http://www.opencafekyot…

はじめての豊中

先週、所用があって豊中にある 大阪大学に行ってきました。写真は大阪大学吹田キャンパスです。万博公園にある「太陽の塔」も遠目に見ました。

マイケル・ジャクソンは素晴らしい

最近、日本の某ダンスグループを調べようと思って、 調べていたら、ところがどっこい、 マイケル・ジャクソンの素晴らしさに感動してしまいました。 (どういう展開だか…)彼については整形騒動ぐらいしか知らなかったのですが、 下のプロモーション・ビデオ…

Je dois etudier!

本当に、最近、たるんでいて、 帰宅後、仮眠した後、ネットサーフィンして 過ごすことが多くなっています。社会のこと、仕事のこと、 多くのことを考えたいと思っているのに、 ちょっといかんなと考える次第です。そこでブログの更新を 一週間に1回(平日)…

私の体験的『方法序説』入門 3:昔感動した一節

というわけで、結局、私の『方法序説』読みは、 デカルトの論理を宗教の枠組みに帰している点で、 哲学っぽい思考ではないなと感じたかもしれません。 しかしいろいろなものを読めば読むほど、 ヨーロッパとの文化的・宗教的違いを感じるのも事実です。 話を…

私の体験的『方法序説』入門 2:第4部読解篇

では実際に『方法叙説』第4部を読解していきます。 コギトの発見、それ自体の論理展開は難しくないのですが、 一見、わけがわからない例とともに、 提示されていることに気がつきましたか? 「最後に、わたしたちが目覚めているときに持つ思考が すべて眠っ…

私の体験的『方法序説』入門 1:準備篇

本当にお世話になってる友人より、 ルネ・デカルトの『方法序説』について 「我思うゆえに我あり以降の部分から、 突然、神がいることになってしまうところの論理展開が まったく理解できないんですけど、わかりますか」 という質問がきました。 実は、この…