Random-Access Memory

(月3回以上更新目標)

2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ロード・オブ・ウォー

今日、名古屋に帰省してきました。帰りがけに、京都で「ロード・オブ・ウォー」(ニコラス・ケイジ主演)を見てきました。武器商人の話ですが、テンポはよし、ただ深みはないかなという感じでした。帰ってから2本、ご無沙汰していたところからお電話。少し…

イスラーム誤認

まだ風邪の余波が残っていて、しんどい状態です。 仕事納めにも出られずがっくり。。。コンピューター関連や図書館関連のものを読む気になれず、『イスラーム誤認』(板垣雄三著 岩波書店)を読みました。近代を西欧発のものと考えずイスラーム発のものと考…

グッバイ レーニン!

23日と24日と東京に行ってきました。たのしかったのですが、道中、雪、雪。さぶっ!という感じでした。ごたぶんにもれず、風邪をひいてしまいました。というわけで一日ぐったり。道中記は後日として、帰ってきて見た映画の感想を先に。「グッバイ、レーニン…

近代 未完のプロジェクト

『近代 未完のプロジェクト』(J・ハーバーマス 三島憲一編訳 岩波現代文庫)を読みました。現在、図書館の世界内に、「知の公共的基盤」を構築するという言説があり、また、図書館自体がきわめて近代の産物であると思われるので、ハーバーマス読みますか、…

乱世を生きる

『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』(橋本治 集英社新書)を読みました。むつかしい。理解するのに頭と感性両方必要です。あえて我田引水的に話を進めるなら、<過去の振り返り方>が大事なのだという点で彼と僕とでは考えが一致していると思います…

友がみな我よりえらく見える日は

『友がみな我よりえらく見える日は』(上原隆著 幻冬舎)を読みました。ホームレス同然の生活を続け妻子から捨てられた芥川賞作家や容貌ゆえに46年間、一度も男性と付き合ったことのない独身OLなど「普通」の人の生き方を描いたノンフィクションでした。(「…

ランド・オブ・プレンティ

「ランド・オブ・プレンティ」(ヴィム・ベンダース監督)を見ました。9・11以後のアメリカがテーマですが、その時代性、メッセージ性よりも、ストーリーの作り方のうまさが出ていました。ベトナム帰還兵で監視カメラ搭載の車に乗りテロリスト探しを行う叔父…

Give me a reason(宇多田ヒカル)

久しぶりの音楽カテゴリです。ずっと前からこれは書きたいと思っていた宇多田ヒカルの「Give me a reason」の歌詞の紹介です。youtu.beまずは、下を見てください。 Give me a reason to show you 訳もなく微笑むたびに (won't you)Tell me why I should try…