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(月3回以上更新目標)

2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年の総括&来年の目標

というわけで、今年もあと数日。恒例の今年の総括と来年の目標を。■今年の総括今年の目標は下記のとおりでした。①レファレンス能力を上げる。 ②基本情報処理技術者試験を確実に受かる。 ③ノンフィクション作品を1つ書き上げる。 ④お料理教室の残りをきちん…

筑前煮

今日はお料理教室。品目は筑前煮と出し巻き玉子。そのあとで、旧交を温め、京都国際マンガミュージアムで「バンドデシネ」展を見てきた。

芸術作品の根源

芸術作品の根源 (平凡社モダン・クラシックス)クチコミを見る を、今頃、読みました。はじめは期待していなかったのですが面白かったです。"理論"的に面白いというより、"表現"が面白いですね。世界(人工)と大地(自然)との理想的な関係として下の部分を…

トクヴィル

トクヴィル―民主主義の三つの学校 (ちくま学芸文庫)クチコミを見るを読みました。ただきわめて重複が多い本で、全体の3分の2まででの感想。フランスに作ることができないものが1つだけある。それは自由な政府である。そして破壊することができない制度がある…

橿原神宮

少しは奈良のこと知らないとなと思い、クリスマス前なのに(笑)、奈良の橿原神宮に行ってきた。いつも近鉄で「橿原神宮行き」という電車に乗るのだけれど、4年以上奈良に住んでいるが行ったことがなくどんな神社だろうと考えつつ到着。まずは大きい神社でび…

なぜ日本は没落するか

『なぜ日本は没落するか』(森嶋通夫著)クチコミを見るを読みました。大学院時代に、先生から森嶋氏の著作を勧められていたが、ずっと手つかずでした。また私が経済に疎いところもあり、いわゆる「積読」状態に・・。最近、経済に疎いのはまずいなと思って…

ボーン・アルティメイタム

久しぶりに(1年ぶり以上)、DVD借りて見たら大当たり!見た作品は「ボーン・アルティメイタム」、ボーンシリーズの最終話だ。この映画のすごさは、ボーンがCIAの監視の網の目をくぐるシーン。監視の網のほんの小さな穴をたくみについて、予想もつかない逃れ…

経済学・哲学草稿

経済学・哲学草稿 (岩波文庫 白 124-2)クチコミを見る 実は、昔、読みとおせなかったのだけれど、読み返してみて、とても現代的でクリアカットな思想だとわかりました。というか、どう読んでも、今の派遣労働者の話をしているとしか思えません。前半が「国民…

ライプニッツ術

ライプニッツ術―モナドは世界を編集するクチコミを見る昔、「モナドロジー」が全くわからなかったが今回のこの本は非常にわかりやすかった。ライプニッツの●「微視的」(微分・顕微鏡の愛用など) ●「中庸的」(蓋然性の重視) ●「調和的」(個と全体、モナ…

かたちのないものをかたちにする

今年もあと少し。今年も怠惰に過ごしてしまった。最近、考えたこと。考えるということは、「かたちのないものをかたちにする」ことだということ。私にとって「かたちのないもの」とはなにか。それは「まっとうに生きる」ということだ。ただそんな抽象的なこ…

地元学をはじめよう

『地元学をはじめよう』 (岩波ジュニア新書)クチコミを見るを読みました。地元のことを調べ「絵地図」にする、それだけで地方が元気になるという話。もちろんそんな簡単にはいかないけども、私も自分の住んでいるまわりをしらないのも事実。GoogleMapを利用…

調査ワークショップ2日目&NPOフェスタ

■11月29日(土)調査ワークショップ終了。予想以上に役に立った。http://www.npo-net.or.jp/center/modules/news/article.php?storyid=72私の感想としては、今までお話をお伺いした人の成果を何かしらの形で、外に出せて本当によかった。ワークショップのな…

Yes We Can

(↑ この動画は町山智浩さんのブログで知りました。)アメリカはひどい国だと私は考えている。ただ希望や夢を語ることを大事にしているところは日本は学ぶべきだと思う。日本の政治家の言葉を聞いても、「若さ」を感じない。

人間不平等起源論

『人間不平等起源論』(ルソー著 岩波新書)を読みました。昔、フランス関係の学科にいたのにルソーは初読(←コラコラ)。感想は「やはり古典はおもろい」。とにかく思考に勢いがあって文章が波打っている感がある。ここまで徹底して進歩や社会、法律を悪と…

調査ワークショップ1日目

調査ワークショップ1日目へ行ってきた。 http://www.npo-net.or.jp/center/modules/news/article.php?storyid=72 詳しい感想は2日目が終わってから。

この連休は

この連休はなにもせずゆっくり。というより、今月は毎週末、いろいろあるので休めるのがこの3連休くらい。最近の仕事関連で必要な本を読んでいた。 地図に訊け! (ちくま新書 663)

12人の怒れる男[リメイク版]

ニキータ・ミハルコフの「12人の怒れる男」リメイク版を見た。http://www.12-movie.com/はっきりいって「設定勝ち」だと思う。現代ロシア版「12人の怒れる男」という設定の。舞台をロシアに設定することで、オリジナル版「12人の怒れる男」特有のアメリカ民…

ランデブー

最近、月1のペースでフランス人とあって話をしている。実際、フラ語を使う場面が今までほとんどなかったので新鮮。1対1のレッスンは投資効率がよい。今日は「江戸時代」について仏作文したものを持参し、いろいろ江戸時代について話をした。なんとかものに…

ノーベル賞よりも

ノーベル賞受賞ニュースよりも日本にラッセルやチョムスキーのような科学者がいたことが心底うれしい。でも本当によき時代の研究者だなと思う。リベラルで温厚で、学問的には激しくて。 ●「受賞から一夜明け、「専門外の社会的問題も考えなければいい科学者…

ペスト

『ペスト』 (A・カミュ著 新潮文庫)を読みました。おもろいではないか。アルジェリアのある都市でペストが流行し、都市が閉鎖されてしまう。そのなかで人々はどう動くのか、という話だけなのだけれど。後半50ページくらいからの(死刑などの)社会が人を殺す…

明日から仕事

でも今日はつくね作り。

サーチャー講座

土日は、INFOSTAのサーチャー講座に参加しました。ためになりました。

京都メディフェス

今日、京都メディフェスに行ってきた。講堂でのパネルディスカッション、3本を聞いてきた。どれも予想以上に面白かった。また私が普段、すごいなと敬愛の念を持っている岸本さん(プリズム)、白石さん(Ourplanet)、岩本さん、鎌仲さんが近くにいるのは不…

アメリカジャーナリズム報告

『アメリカジャーナリズム報告』 (立花隆著 文春文庫 (330‐2))アメリカのジャーナリズムについてのルポ。○アメリカの新聞は編集と経営を明確に分けている。 ○アメリカジャーナリズムの思想的根拠は「合衆国憲法修正第1条」にある。この2点は勉強となった。

君のためなら千回でも

「君のためなら千回でも」(マーク・フォスター監督)を見ました。うーん。これを感動作と呼ぶ人もいるかもしれないけど、激しく違和感が残る映画だった。1970年代末のアフガニスタン、主人公のアミール少年と、召使のハッサン少年(ハザラ人)、二人は大の…

フランス語

いままでNHK講座は続かずじまいでしたが、良いサイトを見つけました。スクリプト付き。仏検、準1級受けるぞ!http://www.rfi.fr/lffr/statiques/accueil_apprendre.asp

ひっさしぶりのお料理教室

久し振りに(1年ぶり)お料理教室に。料理の楽しさを久し振りに体感。

グラムシ関連2冊

グラムシ・セレクション (平凡社ライブラリー)20世紀の意味経済的決定論を超え、政治や文化の重要性を唱えるグラムシ。古びていないどころが、かなり新しいと感じました。たとえば下の箇所を読んだとき、正規雇用と非正規雇用のことを連想してしまった。(文…

本を読むデモクラシー

『本を読むデモクラシー―“読者大衆”の出現 (世界史の鏡 情報 3)』 本のつくりから若干不安があったが、”メディア”としての本がよくわかる好著だと思う。出版、著作権、海賊版など、現代につながる話題がてんこもり。

民際学2冊

民際学という学問分野に関する本、2冊読んだ。全体構造を把握しながら、あくまで人間の関係を考えていく姿勢に共感。バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書) 環境とつきあう50話 (岩波ジュニア新書)