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(月3回以上更新目標)

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

占領と平和

『占領と平和―“戦後”という経験』(道場親信 青土社)を読みました。800ページ余もある戦後社会運動の通史。読むのになかなか時間がかかりました。昨今「戦後レジームの転換」ということが言われますが、では「戦後レジームとは何か」と考えてもいまいちぼん…

体の贈り物

『体の贈り物』(レベッカ・ブラウン著 新潮文庫)を読みました。 この本、エイズ患者のホームケアをした際のルポルタージュといった趣のある本だが、紛れもなく短編小説の本でもあります。ルポと短編小説--その関係や如何といったところだが、感心して読ん…

エッセイはデッサンである

最近文章について教わったこと。それは物書きが書く「エッセイ」は、画家でいう「デッサン」だということだ。よく美術展に行くと、著名な作品のそばに、画家の若いころの習作が並んでいる。これらがなぜ展示されているのかわからない時期があった。しかし一…

大阪へ

今日は大阪へ行ってきた。谷町六丁目(文学学校)に行ってきたのだが、早く着きすぎ、すこし付近をぶらついた。すると一面の桜景色。 今日から文章修行が始まるなと少し緊張。

自分と向き合う「知」の方法

最近は、平日仕事、休日イベント続きであまり本が読めない。文庫が多くなってしまうけど・・『自分と向き合う「知」の方法』(森岡正博著 ちくま文庫)を読みました。下の記述に本当に共感。「学ぶことでその人が生き生きしないというのは、その人の学び方が…

いろいろ購入

昨日・昨日と職場用品を購入していた。購入品は、ネクタイ、靴、かばんなど。ただショックなことが床屋に行って、あまりの髪の薄さに店員さんが絶句したこと。(というよりオレも絶句・・・。)店を出る際、「スキャルプシャンプーなんていいですよ」といわ…

善き人のためのソナタ

『善き人のためのソナタ』(ドナースマルク監督)を見ました。ベルリンの壁崩壊以前の東ドイツ、シュタージ(秘密警察)をめぐる話です。映画は最後、希望をもたらすような終わり方となっています。しかしそれよりオレは絶対社会主義国にすめないな、たまら…