『SEの教科書』（深沢隆司著 技評SE新書）を読む。
痛いなー、ここで「まずい」といわれてること、自分すべてやってるぞ。。特に下の部分。
「大昔から指摘されている業務システム開発の本質的な問題のほとんどは、コミュニケーションの不足・失敗に起因しているといえます。すなわち、プログラマーが仕様書を正しく理解していなかったり、開発終盤に顧客からの仕様変更が頻発したり、さらに完成したシステムが結局顧客の希望に沿わないものであったりといったトラブルを注意深く観察すると、その根底には『目標達成に必要なことを知らないまま、伝えないままにしておく』という姿勢があります。」（pp.37−38）
業務システム開発は、クライアント・ＳＥ・プログラマー間の「伝言ゲーム」であり、誤解が生じやすい環境であり、それぞれが何を知っていて、何を知らないのかを明確化し、徹底して共通認識の構築を図ることが必要との意見は、痛すぎるなー。
