Random-Access Memory

(月3回以上更新目標)

権利のための闘争

『権利のための闘争』(イェーリング著)
を東京への道中で読む。



権利とは不断に勝ち取るものであるという主張は、

新しいものではないけど、下の部分に共鳴。



「しかし専制者は、木を倒すにはどこに手を着ければよいかを心得ている。

かれは梢はそのままにしておいて、根を切ってしまう。

専制者はつねに、私権=私法に介入し個人を痛めつけることから始めたのである。

その仕事がうまくいけば、木はおのずから倒れるであろう。

したがって、専制者に立ち向かうには

何よりもこの段階で対抗することが必要である。」(p109)