今日、京都メディフェスに行ってきた。講堂でのパネルディスカッション、3本を聞いてきた。
どれも予想以上に面白かった。
また私が普段、すごいなと敬愛の念を持っている岸本さん(プリズム)、白石さん(Ourplanet)、岩本さん、鎌仲さんが近くにいるのは不思議な感じだった。こちらからは一方的に知っているので(笑)。
さて内容といえば・・
■「情報通信法」について考える
情報通信法に関する話だけでなく、広くメディアに関する話題で議論が進んだ。興味深かったのは、字幕放送と手話を巡る部分。字幕放送を流せば手話対応をしなくてもいいのではという意見に対し、手話が「第1言語」である以上、ろう者の方にとって、字幕放送が第2言語となってしまう点が指摘されていた。これは言われてみてそうなんだと感じた次第。
■住民ディレクターTVが地域を変える、日本を変える
まず一列に並んだ住民ディレクターの方々の笑顔にみんな、いい関係を築いているんだなと感じた。そのなかでの住民ディレクター同士の「ケンカ」(議論)が大事だという岸本さんの発言は理想を追う人の凄味を感じた。
■映像のチカラが社会を動かす―市民メディアの可能性
鎌仲さんの話からは、作品は作品だけが価値でなく、作品を作る過程、作った後の上映会などでの人々との関係、さまざまな価値があるのだと考えさせられた。
明日は自宅でインターネットより分科会を視聴予定。