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検索エンジン戦争

検索エンジン戦争』(ジェフ・ルート、佐々木俊尚共著 アスペクト)を読みました。

仕事とのからみで参考になりました。内容を要約すると、次のような内容でした。

検索エンジンが進化したのは2つの理由がある。
・1つは「検索エンジン最適化技術」(SEO)を逃れるため。
SEOは検索結果を左右させるウェブ作成者のテクであり、これによりアダルトサイトなどが検索結果の上位に並ぶこともあった。グーグルがSEOを防ぐ技術を発明し、検索エンジンの質を高めた。
・もう1つの理由は広告とのからみである。ポータルサイトのバナー広告よりも検索エンジンに広告をからませる方がお金もうけできることがわかった。

■現在、Yahoo、Googleマイクロソフトが「インターネットの覇権」を巡って争っている。

検索エンジンの将来としては、
・検索の領域が広がる。
・デスクトップ検索や企業内のナレッジデータベースも含めてすべてをシームレスに検索できるようになる。

■情報発信型となる。
ブログとの連携など、情報を引き出すのみならず、情報発信にも有益なツールとなる。

→恥ずかしながら1回読んだだけではわからないところも。ただ大きな地殻変動が起きていることはわかります。ただあまりオンラインで買い物をしないせいか、広告の箇所はぴんと来なかったのも事実です。そこがこの本の見せ場なのですが。。。