『知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る』
(日垣隆著 大和書房)を読む。
「知」も「体」と同じように、
負荷を与えて、ストレッチしていくべきという話。
「第6章 疑う―ストレッチ回避術」が面白かった。
私も新聞を読まないのだが、
新聞についての酷評は確かにと納得させられることがあった。
「日本の住宅新聞に見られる異常さは、3点あります。
まず第1に新聞社が購読者の名簿を保持していないという事実です。
(・・・)
第2の異常さは、この巨大な宅配網を、新しいビジネスモデルとして
活用することが1ミリもできていない点。(・・・)
第3に、新聞社は直接読者から集金や課金さえできない、という
情けなさが延々今日まで続いてきました。」(p186-187)
確かに言われてみればそうかもと考えてします。
なぜ自分が新聞に惹かれないのか、
単につまらないとだけ考えていましたが、
他にこんな観点があるんですね。