2010-01-01から1年間の記事一覧
主人公がはめられている可能性を否定できないのは、私が陰謀論好きだからでしょうか(笑)。
ジェレミー・ブレッド版のホームズの印象が強すぎてこの映画楽しめるかなと思っていましたが、十分楽しめました!
そして、干潟は残った―インターネットとNPO発売日: 1999/10/01メディア: 単行本この本は面白いです。名古屋に藤前干潟という干潟があります。この藤前干潟がゴミ処分場になるという話がありました。この本は、干潟保全のために活動した方々のメーリングリス…
政治神学作者:カール・シュミットメディア: 単行本これを読んだのは、シュミットの議会制民主主義批判に興味があったため。カール・レーヴィットがいうように、無茶な論理展開の箇所が散見されるけど、ところどころ「はっ」とさせる記述がある。たとえば、以…
新編「在日」の思想 (講談社文芸文庫)作者:金 石範メディア: 文庫最近、在日外国人の地方参政権や、朝鮮学校の無償化除外の議論があります。このブログは、断片的にとどまるにせよ、現在の事象を、過去の様々な書籍などを参考にして、広い視点から捉えなおそ…
3月20日に、山里文化研究所というところの『いのち満ちる山河 シンポジウム』に参加してきました。http://www.yamazato4.com/ http://blog.goo.ne.jp/yamazatobunkast/e/341582475884a68c32647e4f34ea578dこの会に参加した一番の目的は、地元学提唱者の結城…
『ずっとあなたを愛している』(フィリップ・クローデル監督)を見てきました。実はクライマックスのところで、腹痛が…。というわけで、なんとももったいない見方をしてしまいました。(しっかり見れてはいないのですが、ラストは駆け足すぎた感があります)…
教育学 (ヒューマニティーズ)作者:広田 照幸発売日: 2009/07/30メディア: 単行本この本を読んだきっかけは、最近、仕事柄、社会教育に興味があり、教育学全体の見通しを得ておこうと考えたからです。私が教育学に疎いからかもしれないのですが、この本を大変…
昨日、名古屋で開かれた「伊勢湾 森と海の未来」シンポに行ってきました。このシンポは、今年COP10の会議が名古屋で開かれるため、それのプレイベント的なものらしいです。 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/biodiversity/index.htmlまずは、宇沢弘文さんの…
いつものシリーズです。読んだのは↓。短評も含め。■岡本真「『デジタル時代の都立図書館像』を見据えて」 http://opac.ndl.go.jp/articleid/10545509/jpn 岡本さんの主張は、都道府県立図書館が、より"間接的な"サービスを展開し、市町村立図書館の「黒子」…
もらえた景品は↓でした。
個人的興味から、第3回「科学のまちの子どもたち」フォーラムに行ってきました。まず、有名な池内了さんの講演。話がうまいですね。宇宙物理学がご専門らしいです。「私たちの身体を構成している元素が宇宙から来ている」という話がありました。最近「循環」…
逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)作者:渡辺 京二発売日: 2005/09/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この本を読むきっかけは、抽象的な表現を使えば、"前近代"をどう考えたらよいかという点に、興味があったからです。もっと日常生活に即して言いましょ…
先月、今月と、京都文化博物館へ行ってきました。見てきたのは、アイヌ展(先月)とカルタゴ展(今日)です。 ○「アイヌの美 カムイと創造する世界」 ○「古代カルタゴとローマ展 きらめく地中海文明の至宝」美術館にせよ、博物館にせよ、昔は「つまらないな…
2月13日・14日と鳥羽・答志島へ行ってきました。非常に濃密な旅となりました。まずは画像から。詳しいレポートはまた別途。■答志島の和具港 ■和具から見た鳥羽市街 ■鳥羽の「海の博物館」(http://www.umihaku.com/)
クリント・イーストウッドの新作、「インビクタス‐負けざる者たち‐」を見てきました。 http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/この映画、実はそれほど期待してはいなかったのですが、まとまったよい映画となっていました。この映画のキモは、マンデラを、徹…
本日、私が住んでいる京都府精華町の「せいか隣人まつり」に行ってきました。この「隣人まつり」、パリ発祥の、自治活動のしかけらしいです。 - 始まりは1999年。パリの区議会議員アタナーズ・ペリファンさんは、隣のアパートで死後1カ月が過ぎた80代…
生涯学習時代の成人教育学 (明石ライブラリー)作者:渡邊 洋子発売日: 2002/09/18メディア: 単行本社会人になってから、生涯学習が大事だと考えるようになりました。学歴というブランドはいわんをや、学校教育で学んだ知識さえもが急速に陳腐化するなか、社会…
最近の小沢さんの件を含めて、捜査当局者しか知り得ない情報が出ているため、「検察が意図的に『リーク』を行い情報操作を行っているのでは?」という疑惑の声が出ています。そこで「リーク」を批判する人たちは、検察庁職員が国家公務員法違反を犯している…
高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)作者:水月 昭道発売日: 2007/10/16メディア: 新書遅ればせながら『高学歴ワーキングプア』を読みました。この本で書かれていることを、私はほとんど知っていました。というのも私自…
新しい労働社会―雇用システムの再構築へ (岩波新書)作者:濱口 桂一郎発売日: 2009/07/22メディア: 新書『新しい労働社会』を読みました。この本の著者である濱口さんのブログは愛読して、そこからずいぶんと多くを学んでいます。(RSSリーダーに登録済み)特…
『図書館雑誌』2009年11月号・12号で興味を惹かれた記事を紹介します。■11月号 ・「利用者の視点に立った図書検索システムの開発--新たなネットワークシステム(Tosho Ring)の構築を目指して」 http://opac.ndl.go.jp/articleid/10421748/jpn →Tosho Ringとい…
近江から日本史を読み直す (講談社現代新書)作者:今谷 明発売日: 2007/05/18メディア: 新書仕事上の関係でざっくりと読む。滋賀が国宝や重文の宝庫だということがわかる。●日本語レッスン ・内訌;うちわもめという意味 ・逐電;すばやく逃げて行方をくらま…
豊かなアジア、貧しい日本―過剰開発から生命系の経済へ作者:中村 尚司メディア: ハードカバーずっと前から積読になっていたのをお正月に読みました。エッセンスは、人間らしい生活を送るためには「労働力、土地所有、信用の商品化を押しとどめること」が必要…
課題解決型サービスの創造と展開 (図書館の最前線)作者:大串 夏身発売日: 2008/04/01メディア: 単行本『課題解決型サービスの創造と展開』を読みました。私は「課題解決型サービス」は、本当に面白いサービスだと思っています。またこの本のなかに書かれてい…
アンジェイ・ワイダ監督の「カティンの森」を見てきました。 http://katyn-movie.com/pc/予告篇を見た際、「ポーランドに人生を捧げた男、アンジェイ・ワイダが世界に放つ畢竟の大作」とあり、なんかすごい宣伝文句だなと思っていました。しかし見てみると「…
あけましておめでとうございます。寝正月でした。「ダイハード4」をTVでやっていたのですが、笑った、笑った。今年の初笑です。