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ミュンヘン

ふー。平日に全く本が読めない。仕方ないのかも知れないが、ストレスがたまる。。。

日曜日に「ミュンヘン」(スピルバーグ監督)見てきました。

すばらしいです。

ミュンヘンオリンピックイスラエル選手団がパレスチナゲリラに殺害された「黒い9月」事件。イスラエルが「黒い9月」事件の関係者を暗殺するためにヨーロッパに秘密裏に刺客を送り込みます。その暗殺者の体験をベースにストーリーが作られています。ただよいと思ったのは、暗殺者の苦悶なり、ヒューマニズムあふれるなどという点でなく、憎悪の描写や、テロの描写です。あとストーリー展開にスリルがあります。

すごく感心したのは、ターゲットのパレスチナ人がアラビアンナイトについて語るシーンです。なぜアラビアンナイトに惹かれるのかと聞かれたターゲットは、「生き延びるための物語だからだよ」と答える。深い。