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(月3回以上更新目標)

リナックスの革命

実は今、仕事でコンピューターを多用する部署に所属していて、それもあってコンピューターをいろいろ勉強してみようかなと思っています。(つーかやらないとやばいんですけど・・・)

リナックスの革命』(ペッカ・ヒマネン 河出書房新社)は、ハッカーたちが、いかに義務としての労働(「プロテスタンティズム」)とは違う、情熱としての仕事を行っているかを書いた本です。非常にわかりやすく(悪く言えば図式的すぎる)、僕も情熱をもって、作品を作るみたいに仕事に携われたらなと感じました。

でも笑えたのは、下のくだりです。すごい人はどこの領域でもぶっ壊れているんですね。

この『遊び好き』な傾向は、ときにハッカーの『肉の生活』にも顔をのぞかせる。たとえばサンディ・ラーナーは、インターネット・ルーターを生み出したハッカーの一人として知られているが、裸で乗馬することでも有名だ。ひげもじゃ姿のハッカーの導師、リチャード・ストールマンは、ローブ姿でコンピューターの集会に出席して、信者が持ち込むマシンから商用プログラムを追い出すべく悪魔祓いをする。ハッカー文化の擁護者として名高いエリック・レイモンドも、そのお茶目なライフスタイルは有名だ。生身(ライブ)のロールプレイングゲームのファンなので、ペンシルヴァニラ州のホームタウンの通りや周辺の林を、古代の賢人やローマの元老院議員や17世紀の騎士のかっこうでうろついている
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