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(月3回以上更新目標)

航路を守る(20年4月中旬)

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皆様、いかがお過ごしですか?3月末の記事では、呑気に桜の画像を載せたりしていたのですが、新型コロナウィルス感染拡大の勢いは止まらず、突如、緊迫の度が増してきている感があります。4月12日時点で、日本全体の感染者は7400人を超え、亡くなられた方も140名弱となっています。

今、私は次の2つのルールに従って行動していこうと考えています。

  • ウィルスの感染拡大は確率論的なマクロな事象であるという認識を持つ。
  • マクロな視点が大事なことを前提として、身近な人のためにできるだけ予防に努める。

1つ目のルールについて。ウィルスの感染予防はマクロな観点での対策が鍵であり、ここが機能しなくなると個人が努力しても厳しい局面があるという認識を持つ必要があると思います。手洗い・うがいは大事ですが、ミクロな対処方法です。ミクロな側面に過度に視線を奪われず、ウィルスの性格や政府の政策などといったことも把握し、どのようにこのウィルスの感染が推移していくかを予測した上で、適切に行動していければと考えています。

2つ目のルールについて。マクロな視点が大事であるとはいえ、ミクロな対策を行わないわけではありません。何のために対策をするかといえば、自分が苦しまないため、他人に感染させないため、医療関係者に負担をかけないためです。具体的な人の姿を思い浮かべながら、自粛や手洗いを行っていければと思います。

この間、生涯学習論は改めて重要だと思いました。新型コロナウィルスの報道を理解するにしても、法律や統計など、複合的な知識が必要になります。専門家だけでなく、一般の人々のリテラシーの高さが、社会にとって必要だと感じる次第です。

これまでは私の観点から対応策について書いてきましたが、政府に対してこうしてほしいという思いもあります。それは、とてもシンプルな要求で、感染防止と経済的影響の軽減に真剣になってほしいというものです。今でも十分真剣かもしれません。ただ、政府の真剣度は、人々の真剣度に影響するため、この点は強調しすぎることはないでしょう。

私が知っている近くのお店も、自粛で閉めているところもあり、厳しいなと思います。また、自分がすごく本や映画に育てられてきたので、応援したいと思っています。アップリンクの次のサイトはポチリました。

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これから見通しはあまり明るくはないと思いますが、視線を上にあげて頑張っていきましょう。