新型コロナウィルス感染症が爆発的に流行し、東京では「制御不能」となっているとのことです。おいおい、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンかよと思ってしまいました…。
2020年4~5月のレベルのステイホームに切り替えつつあるのですが、少し前に板橋区立美術館で開かれていた「2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」に行ってきました。画像はそのときのものです。
絵本という媒体は面白いですね。絵・デザインと物語という表現のベクトルが違うものがうまく共存しているメディアだと思います。しかも、子供という読み手を主要なターゲットとする意味で、制約が多いメディアでもあります。ただ、この原画展で展示された絵を見ても分かるように、大人向けのアートとしても十分通用する内容のものもあります。絵本を勉強すると、他のメディアを考える上でも有益な視座が得られるのではないかと思いました。
話は変わりますが、最近、Netflixでドキュメンタリーを見る機会が多く、しかも犯罪ものが多いのでレコメンドが殺伐としています…。最近観た中で圧倒的に面白かったのは、この「イカロス」です。
ドーピングしたらどれだけ自転車レースの順位を上げることができるかという話からスタートするのですが、途中からとんでもない展開になっていきます。見終えて、ロシア、ガチでヤバいという感想です。最後、IOCのトーマス・バッハも出てきてなんともいえない気分になれる、オリンピック後の日本におすすめな映画でした。
今回は短いですが以上で。