I'm OK. You're OK.
あけましておめでとうございます。前回の記事が2回目のワクチン接種後ですので、随分更新を行っていませんでしたね。新年早々、夕暮れ時の写真で恐縮ですが、昨年末結構エモい写真が撮れたので↑としました。
さて、私は、昨年は色々試練がありました。思うとおりにならないことがたくさんありましたが、総じて人生の勉強になった年だったと思います。また、ブログを更新していなかった9月から12月までは、スーツや革靴、眼鏡を新調したり、放送大学の通信課題を提出したりしていて、せわしくなく過ごしていました。
そんな中でちょっとした出会い直しがあったため、それについて少し書いてみたいと思います。
私は、昔、家庭裁判所調査官補という仕事に興味を持っていました。マンガですと『家裁の人』が有名ですね。家裁調査官補の業務説明会に顔を出し、非行少年の更生に関する話を聞いたのですが、質疑応答の時間に、「人はどの時点で更生したと言えるのか」という素朴な質問をしました。その答えは、「その少年が自分自身をOKといえる時点だ」というものでした。予想していなかった回答で、なぜかとても感銘を受けた記憶があります。
時間が経ち、昨年の11月ごろ、たまたま、臨床心理学の「交流分析」という技法にある「ゲーム」という概念を調べていました。詳細は割愛するのですが、必ず失敗に終わるコミュニケーションのあり方を交流分析では「ゲーム」と呼んでいるようです。Youtubeでは、こんなロールプレイング動画もあります。
「ゲーム」とならない、円滑なコミュニケーションを行うための心構えとして、交流分析では、「I'm OK. You're OK」という態度を重視しているとのことです。この「OK」の話を読んで、昔感銘を受けた話はここが元だったんだというのと、昔から興味を持っていたことは今の自分にも影響を与えているのだなということを感じました。
改めて対人援助職にも少し興味が出てきました。
この1月は、11日、17日、31日頃にブログ更新したいと思います。今年もよろしくお願いします。
