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(月3回以上更新目標)

航路を変える(22年3月)

読者の皆様。お元気でお過ごしですか。政治的なことを書くことは控えているのですが、今回のロシアによるウクライナ侵攻は許されるべきことではありません。国際紛争を解決するための手段が武力行使であってはいけないのです。この基本的前提は押さえるべきです。

最近、「ウインター・オン・ファイアー」を観ました。この作品は、ウクライナの2014年マイダン革命を取り上げた作品です。

ja.wikipedia.org

この作品はすごいです。まず「ベルクト」という治安部隊の暴力がすごいです。最後にはデモ参加者を水平射撃で射殺しています。国家の暴力装置とはこのようなものだと映像で分かってしまいます。また、それ以上にデモ参加者の熱量が半端ないです。デモでウクライナ国歌が流れるのですが、ナショナリズムとはこのようなものかと鳥肌が立ちました。また、それ以上に、国民主権ということ、もっと日常的な用語を使うなら、自分たちの国のことは自分たちで決めるという決意がひしひしと伝わってきます。Netflixが見られる方は見られるとよいのではないかと思います。