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(月3回以上更新目標)

航路を決める(22年9月)

7月からまた時間が経ってしまいました。暑かった夏も終わりを迎えています。少し気持ちに余裕ができたため、自分の人生を戦略的に考え直さないといけないと思い、過去のことや未来のことを書き出したりし始めていました。ほんの少しずつではありますが、前向きになってきています。さて、前回の記事以降、やったことです。

放送大学
「現代教育入門」、「心理学概論」の単位を取りました。下半期は少しお休みして、復習に充てたいと思います。

◆映画◆
配信動画も含め、次の映画を見ました。

『はりぼて』(五百旗頭幸男、砂沢智史監督)
『スープとイデオロギー』(ヤン・ヨンヒ監督)
『ゲットアウト』(ジョーダン・ピール監督)
ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命』(マット・ティルナー監督)

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この中で抜群に素晴らしかったのは、『スープとイデオロギー』です。この映画では、被写体である、監督の母親の認知症が進行する様が赤裸々に撮影されています。個人的な記憶を次々と消していく、認知症の<忘却>の力というものに慄然とさせられます。同時に、この映画では、監督の母親が体験した「済州4・3事件」についても大きく扱われています。「済州4・3事件」の証言を集める団体が映画の中に出てくるのですが、「済州4・3事件」の<忘却>に抗する試みともいえます。『スープとイデオロギー』は、記憶というより、その裏面である<忘却>の姿にフォーカスを当てた映画と感じました。

◆展覧会など◆
展覧会は、「ココ・シャネル展」、「かこさとし展」に行ってきました。画像は「かこさとし展」にあった撮影スポットです。

少なくともコツコツ、色々なものを見たり、聞いたりして、発見をし、共有をしてきたいと思います。