Random-Access Memory

(月3回以上更新目標)

映画

ある子供

「ある子供」(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督)を見ました。うーん。下馬評がよかったけど僕はいまいちかな。 http://www.bitters.co.jp/kodomo/comment.htmlこの映画の紹介として、ニートの物語だというものがあった。たとえば下。 http://www.…

ミュンヘン

ふー。平日に全く本が読めない。仕方ないのかも知れないが、ストレスがたまる。。。日曜日に「ミュンヘン」(スピルバーグ監督)見てきました。すばらしいです。ミュンヘンオリンピックでイスラエル選手団がパレスチナゲリラに殺害された「黒い9月」事件。イ…

アミスタッド

『アミスタッド』(スピルバーグ監督)を見ます。驚きました。すごく出来がよいです。あまり『ジェラッシック・パーク』は好きではないので、『ミュンヘン』どうなんだろうと思い、見てみたのですが。。お話は違法な奴隷貿易船での奴隷反乱の話です。この奴…

ドゥ・ザ・ライト・シング

「ドゥ・ザ・ライト・シング」(スパイク・リー監督)を見ました。面白い。かつとてもスタイリッシュな映画。しゃべりがリズミカルだし、音楽もすばらしい。人種というデリケートな問題を取り扱っているが、重い感じがまったくない。

桜桃の味

「桜桃の味」(アッバス・キアロスタミ監督 ちなみにイラン映画)うめー。 自殺願望の男が車に乗って、さまざまな人に会い、自殺の助けを求めるというストーリーですが、ぜんぜん退屈でない。最後に会う老人に、世界がこんなに美しいのになぜ自殺するのか?…

ロード・オブ・ウォー

今日、名古屋に帰省してきました。帰りがけに、京都で「ロード・オブ・ウォー」(ニコラス・ケイジ主演)を見てきました。武器商人の話ですが、テンポはよし、ただ深みはないかなという感じでした。帰ってから2本、ご無沙汰していたところからお電話。少し…

グッバイ レーニン!

23日と24日と東京に行ってきました。たのしかったのですが、道中、雪、雪。さぶっ!という感じでした。ごたぶんにもれず、風邪をひいてしまいました。というわけで一日ぐったり。道中記は後日として、帰ってきて見た映画の感想を先に。「グッバイ、レーニン…

ランド・オブ・プレンティ

「ランド・オブ・プレンティ」(ヴィム・ベンダース監督)を見ました。9・11以後のアメリカがテーマですが、その時代性、メッセージ性よりも、ストーリーの作り方のうまさが出ていました。ベトナム帰還兵で監視カメラ搭載の車に乗りテロリスト探しを行う叔父…

ルート181

金沢に行ったことは先日書きましたが、その際に見た映画が「亀も空を飛ぶ」と「ルート181」でした。「ルート181」(ミシェル・クレイフィ/エイアル・シヴァン)国連パレスチナ分割案(181決議)の境界線を北上するロードムービー兼ドキュメンタリー映画でし…

亀も空を飛ぶ

昨日、今日と金沢へいってきました。金沢コミュニティ映画祭を見るためです。 道中記は後日として。。。「亀は空を飛ぶ」(バフマン・ゴバディ監督 2004年)はすごいです!たぶんあまり知られていないと思うので、少し長く書きます。 イラク戦争前後のクルディ…

JSA

「JSA」を見る。すごい!韓流ブームはあまり好きでないがこの映画はいい。最後のトラウマのシーンもすごい。北朝鮮の将校の証言から、撃ったのは自分であるとフラッシュバック的に記憶が戻るところ。見てなくてわからない人はぜひ見てね。

8Miles

「8Miles」を見ました。歌がいいです。ラストの「Lose Yourself」とか。映画として、大会に優勝し、サクセスストーリーを歩むという話は面白くないけど、デトロイトの古びた街やラップバトルの場面はリアリティがあります。今日は同期となべ。たまにはこうい…

戦国自衛隊

「戦国自衛隊」を見る。いや〜リメイクされるらしいけど、これ、面白いですかね?20人の自衛隊vs1万の武田信玄の騎馬隊どちらが強いか、それゃ1万でしょ。

アカルイミライ

「アカルイミライ」(黒沢清監督)を見る。面白いけど感想がのべにくい映画。はじめのうちは学生映画ののりで、俺たちの世代、退屈で空虚なんだよという感じだったが、途中から、要所、要所に「殺人」のどきついシーンや「くらげ」の幻想的なシーンがでてき…

ミリオンダラー・ベイビー

今日も職場を早く後にする。その足で某文化施設へ映画を見にいきました。見たのは「ミリオンダラー・ベイビー」(クリント・イーストウッド監督)です。確かにハリウッドとしては出来が違います。しかし違和感が残った。特に最後の30分。ネタバレになるので…

モーターサイクル ダイアリーズ

「モーターサイクル ダイアリーズ」(ウォルター・サレス監督)を見ました。本当にいい映画です。チェ・ゲバラの映画ですが、変な英雄主義や政治性がなく、南米の美しい風景やそこにくらす人々の様子がちりばめられています。映像に力があるんですよ。

チェ・ゲバラ&カストロ

「チェ・ゲバラ&カストロ」を見ました。昔ゲバラ関連でとんでもなくひどい映画を見て、途中で映画館を出たことがあるのですが、この映画は見れる映画でした。「革命的人道主義」を目指したキューバ革命がソ連式の共産主義により変質していく過程や、ゲバラ…

華氏911

職場から早くもどり、「華氏911」(マイケル・ムーア監督)をこの時期になって見ました。映画評として「一本やり」、「ドキュメンタリー映画としてつまらない」との評価が多かったのですが、実際にその側面がありました。あと、大統領選挙向けのプロパガンダ…

下妻物語

『下妻物語』を見ました。研究会で薦められたのですが、おもろい!NANAもそうだけれど、女性同士の友情を描く物語がなぜこんなにおもろいのか。ポイントは「自立」ということに女性の方が男性よりが真剣にぶつかってきたことがあるんじゃないのかと考えてい…

戦争映画2本

戦争映画の古典2本、「アラビアのロレンス」、「西部戦線異状なし」を見ました。「アラビアのロレンス」は、英雄物語と思いきや、さにあらず、なんともいえない感じの映画でした。敗走するトルコ軍に「皆殺しだ」と叫ぶロレンス。これはトルコ人に鞭打ちの虐…

パッチギ

『パッチギ』(井筒和幸監督)を見る。当初はそんなに期待していなかったけど見てみると、意外に面白かった。政治的な話よりも、愚連隊どうしのぶつかりあいの描き方が絶妙。日本の不良が学ランに「天下統一」と縫いこんでいれば、朝鮮学校の不良が学ランに…